FC2ブログ
--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2011/02/09 (Wed) ヘアーグラスのやる気についての考察 その2

こんばんは。

いろいろと考えた結果、照明やエアレーション時間を変更してみました。
上手くいくかどうかは様子を見ないと分かりませんが、
一応、水質のバランスを考えて決めました。
エアレーションに関しては水質をモニターしながら必要があれば少しずつ時間を伸ばしていこうと
考えています。


<今日の水槽>

照明/CO2添加   14-22時(8時間)に変更
エアレーション   00-04時(4時間)に変更
水換え 1/3
水槽のガラス面だけでなく、石にもうっすらと緑色のコケが見られる。


さて、
先日お伝えした通り、我が家のヘアーグラスは未だにまったりとくつろぎ中でして、
もうちょっとどうにかならないものかと思い、
この機会に自分なりに少し調べた事がありますので記録として残す事にします。

以下、専門知識の無い素人が勝手に理解した内容となっています。間違っていたらごめんなさい。
また、調べるにあたり様々な書籍やホームページを参考にさせていただきました。
出来る限り自分の言葉で書くようにしましたが、もし文言や文章が似ていて
不快な思いをされる方がいましたら申し訳ありません。
教えて頂ければ、その箇所を訂正もしくは削除したいと思います。


ちょっとその前に、
そういえば家の水道水の水質をまだ測った事がなかったので
こちらも載せておこうと思います。


<水道水の水質>

GH = 4dH
KH = 3dH
pH = 7.2

CO2濃度 7mg/l

P2070502_convert_20110207013353.jpg


今現在の水槽のpH6.8という事を考えると、
やはりCO2の添加によってpHは少しずつ下がるようですね。
基本的に我が家ではドロップチェッカーの色をみてCO2の添加量を決めています。
いわゆる「弱酸性」ってやつをターゲットにしているのですが、

そこで、はて?と疑問に思いました。

そういえば、なんで水草の育成には弱酸性が良いのだろうか?

書籍などでも多くの水草について、弱酸性~中性の軟水が育成に適しているとあります。
中には例外もありますが。

今までなんの気なしに水質を測るメインの目安として考えていたpHが、
なんだか急に蜃気楼のようにモヤモヤと実体の分からない物に思えてきました。

人間についても石鹸やシャンプーなど弱酸性が肌にやさしいという事をよく耳にしますが、
水草についてはどうなんだろう?
今まで見てきた限り、
pHの変動によって明らかにヘアーグラスの調子に差があるような気がします。
水質がアルカリ性に傾けば傾く程、新芽も伸びず、葉の色つやもなく、
全体的に委縮したような状態になってしまいます。

という事は、他の生き物がそうであるように、
水草も環境の変化に対してある程度の範囲で順応する事ができて、
おそらく弱酸性という環境は、
水草が最も順応する事をがんばらなくても良い水質なのではないか?

と勝手に考えたりもしましたが、
せっかくなので調べてみたところ、
水槽で使用する水草が弱酸性の軟水を好む理由として、


その自生地に由来する。


と言うものでした。
多くの水草は、南米やアジア、アフリカなどの熱帯雨林地域を自生地としており
その熱帯雨林地域の水質こそが弱酸性の超軟水なんだそうです。
地質に関係があるみたいですね。

なるほど!
故郷の環境が育成に一番適していると言う事はとてもシンプルで分かりやすい。


そもそも、pHの変化とは水素イオン濃度の変化と言う事になりますが、
その指数が仮に弱酸性であっても、その中身は炭酸なのか硝酸なのか、それともリン酸なのか、
はたまたその他の混合酸なのかということは一切分からない、とても曖昧な指標なのだそうです。

この辺りは、とても親切な方々がホームページ等で詳しく解説されているので詳細は省きますが、
要するに水槽内のpHというものは、
溶けている様々な酸によって影響を受け、それぞれの電離度の違いによって
その物質がどれだけpHに影響するのかが決まる。という風に理解しました。

ちなみに、
多くの市販のpH降下剤などはリン酸を使いpHを支配するようです。

また、
生体の出すアンモニアは硝化バクテリアの働きによって
段階を経て全て硝酸に変化し、その結果水素イオン濃度が高まりpHが下がるといった、
硝酸によるコントロールもあるようです。

我が家は、pH降下剤を使用する予定はないですし、
生体の数も比較的少ない方だと思いますので、
pHをコントロールするにはやはり二酸化炭素の添加が有効なようです。

二酸化炭素は水に非常に溶けやすい物質で、
溶けると炭酸(H2CO3)となり弱酸性を示す。
つまり、水の中に二酸化炭素を大量に供給すればpHを下げられると言う事になります。

しかしながら、炭酸ガスは水に溶かすと
CO2ガスの形をとる場合と、H2CO3の炭酸の形をとる場合があり、
その比率は元水のpHによって異なり、
pH 8.3以上では100%炭酸となり、
pH 5.3以下だと100%炭酸ガスの状態となる。
つまり、pHが下がれば下がるほど、炭酸ではなくガスとしてのCO2が増えていきます。

炭酸ガスが水に溶けて酸性になるのは、炭酸の状態の時であり、
単にガスが溶けているだけでは酸性にはならない!のだそうです。


CO2 + H2O ⇔ H+ + HCO3- ⇔ 2H+ + CO3-2


家の水槽のpHが5.3以下になった事はさすがにないですが、
pHが下がってくると二酸化炭素を添加することによるpH低下の効果が緩やかになる
と言う事ですかね??

上記の化学式を見て気付いたのですが、
真ん中の「HCO3-」・・。
これっていつもKHとして測定している炭酸水素イオンじゃなかったでしたっけ?
KHの別名はアルカリ度と呼ばれるらしく、
pHの急降下に対して緩衝作用があると以前も記事に書きましたが・・。

なるほど、pHが下がってくるとこの炭酸水素イオンが水素イオンと反応して
炭酸をどんどんガスの状態に戻してしまうのですね。
その結果、pHの急降下を緩衝作用により緩やかにさせると言う事だったのかぁ。

あー、なんか別ルートの物が繋がってちょっと鳥肌が立ちましたよ^^


以上がpHのお話なのですが、
二酸化炭素を添加するもう一つの理由に水草の光合成があります。

ではここで、水草が光合成の為に必要なのは、
CO2ガスなのか、それとも炭酸なのかが疑問になります。


全ての水草はCO2ガスを吸収できるが、
CO2ガスしか利用できない水草と、炭酸も利用できる水草がある!!



のだそうです。
両方利用できると、酸性からアルカリ性まで幅広い範囲の水質で育成が可能になるのですが、
CO2ガスだけしか利用できない水草はアルカリ性での育成が困難になります。

これは、よく水草の本などで見かける
育成難易度 「難しい」 と言われる水草になるのでしょうか?
水質に敏感そうですもんね・・。

我が家のヘアーグラスはさぞ難易度が高いのだろうと
一応、育成難易度を調べてみたところ・・、

高光量、CO2添加の下では 「比較的易しい」・・・でした。


えーーーー!!


じゃあ、ヘアーグラスのやる気うんぬんには
今回長々と書いたpHの事とか関係なくね??

うーん、ここは基本に戻って、
一つずつ潰していくしかないですね。

まずは、肥料。
これは先日与えたばかり。
イニシャルスティックも入れている事を考えると今の時点で不足は考えづらい。

次にCO2。
これは光合成の為のCO2ですね。
これも夜間のエアレーションを中止してまで大切に水槽内に留めているので・・って、

あれ?

なんか油膜が・・ひどい?

もしかして??バ、バクテリア~~~??

あーあ、またやっちゃいましたよ。
すぐに水換えしてエアレーションを再開しました。
まぁ、こうなると結果的にCO2不足は考えにくいですね^^

と言う事は、
もしかして単純に光が足りていないのでは?
とは言うものの、ソーラー2ですよ?NAランプ36W2灯ですよ?
半信半疑ながらも、蛍光灯交換して、反射板掃除して、吊り下げ位置を10cm程下げました。

すると、


なんと言う事でしょう~。(ビフォーアフター風に)


み、水がキラキラ輝いて見えるよー。
今までと全然違うよー。


P2090506_convert_20110209020713.jpg


写真ではよく分からないけど、この変化は期待できる。
でも、コケとの戦いが再び来る予感・・。


では、また。




60ミスト ヘアグラ水槽01 | trackback(0) | comment(6) |


<<スッキリ | TOP | ヘアーグラスのやる気についての考察>>

comment











管理人のみ閲覧OK


No title 

ふむ。勉強になります。
うちはドロップチェッカーが黄色になるまでCO2添加しますがヘアーグラスは全く育ちませんw
ドロップチェッカー=水槽内のpHではないので思っているよりも酸性には傾いてないと考えてます。
多分ソイルによるものが大きいとでしょうね。

多分うちは硬度が高いのでダメだと思ってます。

2011/02/09 23:11 | resista9216 [ 編集 ]


Re: No title 

resista9216 さん

こんにちは。いつもご訪問ありがとうございます。
うーん、ヘアーグラス難しいです・・。今回プラチナソイルブラックと言うソイルを使用しているのですが、
以前、同じソイルを使用してヘアーグラスの育ちが悪いと言う記事を読んだ事があります。
まだまだ、分からない事が多そうです。
ところで、「ドロップチェッカー=水槽内のpHではない」というのは、
正確に測れないという事なのでしょうか?
もしよければ、詳細を教えてもらえると嬉しいです。

2011/02/11 17:48 | HAL224 [ 編集 ]


No title 

こんにちは。
僕の理解なので間違いかもしれませんが、ドロップチェッカーで見るのはCO2の濃度の目安と使用してます。
うちは黄色になるまで添加するのですが、それだと6.0を切る値に相当しますが実際水槽水を計ると7.0くらいしかありません。
CO2添加する時間は8時間~10時間前後でエアレーションしてまた青色に戻しているので一時的にしかpHは下がっていないので24hを通したその水槽の全体的なpHそのものは変化していないんじゃないかと思ってます。ただうちはCO2添加しながらもずっとエアレーションをしているので一般的な環境とはちょっと違うのかもしれません。
矛盾点も多く理論的に説明はできず申し訳ないのですが僕は=でないと考えています。

2011/02/14 11:33 | resista9216 [ 編集 ]


Re: Re: No title 

> resista9216 さん

お返事ありがとうございます。
resista9216さんにご指摘しただき、
ADAホームページの製品情報を見直してみたのですが、
pHキットを使ってドロップチェッカーを水槽内に設置した場合は
CO2濃度の目安。
pHキット単体での測定ではpH。
と使い方によって見方が2通りあるようです。
同じ試薬なのになぜ使い方で見方が変わってしまうのが
自分の中で納得がいかなかったものですから、
ADAサポートにメールで問い合わせてみました。
返事がきたらお知らせしますね♪

resista9216さんに教えて貰えなければ、
ずっと間違った値を基準にしてしまうところでした^^
うーん、これを気にして夜間エアレーション時間を短くしていた
私っていったい・・。
ありがとうございます。とても勉強になりました。
今までずっと一人でやってきたアクアですが、
ブログを始めてこんな風に意見を言って頂ける人に出会えて、
今ちょっと感動しています。
これからもよろしくお願いします^^

2011/02/14 15:40 | HAL224 [ 編集 ]


 

いえ、僕も勉強になりました。
ADAの回答気になりますね!
コメント書きながらもつじつまが合わない部分があったので…

情報交換はブログの醍醐味ですね。

2011/02/15 01:41 | resista9216 [ 編集 ]


Re: タイトルなし 

> resista9216 さん

返事が遅くなってしまいすみませんでした。
私用でネットに触れない環境にいたものですから、コメント返信が今になってしまいました。
情報交換、とても助かります。といっても、お返し出来るものもあまりないのですが^^
ADAから早速回答がきていましたので、記事の方にアップしておきますね。

2011/02/21 01:41 | HAL224 [ 編集 ]


trackback

trackback_url
http://aquatimes224.blog10.fc2.com/tb.php/12-1333df16

| TOP |

プロフィール

ハルジ

Author:ハルジ
はじめまして、ハルジと申します。
水草水槽なんかをやってますので、
よかったらゆっくりしていってくださいね。

リンク

最新記事

ポップアップ・最新コメント

'popup' をクリックしてね !

poets designed

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

pictlayer

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。